マイナス思考と被害妄想の違いは？気持ちにとらわれてつらい時に試してほしいこと
マイナス思考と被害妄想の違いは何？
マイナス思考と被害妄想の違いは？と聞かれるとはっきりと違いがわかる人はいますか？はっきりとこれが違う！と言える方は少ないと思います。
実は明確な違いがあり、その違いは病的か？そうでないか？ということが大きな違いです。
マイナス思考も被害妄想もひどくなると本人も周りの人も対応が大変なこともあると思います。ここではマイナス思考と被害妄想の違いとつらい気持ちの向き合い方についてお伝えしていきます。
マイナス思考とは？
マイナス思考とは
何かにつけて、どうせ失敗するさ、私はだめなんだなどと悪い方向に考えが向くこと。 物事を否定的にとらえる考え方や傾向のことを言います（goo辞典より引用）
どんな人でもマイナス思考になることはあります。マイナス思考が問題なのは思考に囚われて行動が制限されること、行動が制限されることで結果が伴わず自己肯定感が下がることだと思います。
行動をすることで、経験値が上がりレベルアップ！して視野が広がり失敗からくる恐れや不安も経験値が上がるごとに減っていくはずなのですが、ネガティブ思考さんは何にでも楽観的なポジチブ志向の持ち主より、やや結果が遅れることもあると思います。
被害妄想とは？
被害妄想とは
妄想の一種。 特定または不特定の他者が自分に危害を加えると信じこみ，そのような事実はないと説得されてもその非合理性を訂正し得ない。 統合失調症（精神分裂病）に多くみられ，迫害妄想，関係妄想，嫉妬(しっと)妄想などもこれに属する。（コトバンクより引用）
被害妄想は統合失調症に多く見られる症状の一つです。本人が妄想と認識することができないため対応が難しい場合もあると思います。40代あたりの中年期になると起こりやすくなることもあると言われています。考えがまとまらなくなり疲労感が強くリラックスできないなどの訴えがあることもあります。
ネガティブ思考はどうすればいい？
ネガティブ思考がぐるぐると巡り自分自身で止められないようなら心療内科・精神科へ受診し服薬や経過観察が必要になってきます。ネガティブな傾向がある、ネガティブな思考をポジティブに変換できない時や体の疲労感が強い時にはセンタリングをお勧めします
眉間と体の正中線、頭の真ん中の辺りに意識を向けて呼吸法を行います。最低でも１分程度行います
心のお掃除も効果的ですが、自己否定感が強すぎると自分自身に愛を送ることも難しいかもしれません。
こういった否定的な思考は、他人軸な場合に多く起こってきます。
生きている上で他者との関わりは避けて通れませんからうまく関われるに越したことはありませんが、過剰に他人に合わせようとしすぎると自分自身が苦しくなってしまいます。
まずは自分の中心へ集中し、心の中で「愛しています」と言葉を送ってあげること、できるなら笑顔で唱えるといいでしょう。
マイナス思考に見られる否定的な感情は、あなたの中で何かがうまくいっていない時に起こります。
それは仕事かもしれないし、恋愛かもしれないし、友情や趣味やあなた自身の人生そのものがうまくいっていないのかもしれません
マイナス思考が出てきてしまう時、それはいつ、どんな場面で起こるのか？それをよく見てみるといいかもしれませんね。
